保護犬ジジ、留守番ができるようになる⑥<コング療法編②>
今日は久しぶりに雨が降っている千葉県です。
ここの所乾燥しすぎて、あれ?こんな所にシワあったっけワタシ(゜ロ゜)
・・・っていう毎日を過ごしていたので、雨が嬉しい。
さて、10歳で悪質なブリーダーから放棄され保護犬となったジジ。
留守番ができないことに悩んでいました。
吠え続ける、ケージを壊す、う○こまみれになる、
ケージから脱走して冷蔵庫の中身を食べる・・・などなど。
試行錯誤を繰り返し、現在はそれなりに
上手に留守番してくれるようになっています。
その過程でかなり重要な役割を果たしてくれたデンタルコング について愛をこめて
書いていきます。
ちなみにデンタルコングとは、
丈夫なゴム素材で、中におやつが詰められるようになっているクラシックな知育玩具です。
それをいくつか用意して、留守番の時に寂しさがピークになる30分
をしのげるようにするんだぜっていうのが前回の記事でした。
おやつを詰めれば良いって分かっていても、
上手に(取り出すのに時間がかかるように)詰めるのは最初なかなか難しい。
専用のペーストも試したけど、すぐに舐め終わっちゃってジジにはいまいち。
なので、いろいろ試した結果、
①フードをふやかす→詰める→凍らせる
ちょっと見た目はアレですが・・・
長時間楽しめる。溶ければ必ず出てくることを犬も分かっているので
あきらめずに熱心に頑張る。
冬はデリケートな子だとお腹壊しちゃうかな?
ちなみにジジは全然平気です。
②曲がるけどそこそこ硬い系のおやつを詰める。
私はコレを小さく折りたたんで・・・
詰める!!
長時間持つ。すぐに用意できる。
少量で楽しめる。
③砂肝を茹でたものを詰める
かなり美味しいらしく、長時間集中して頑張る。
レバーみたいにべとべとしないから扱いやすい。
大きいまま茹でてぎっちぎちに詰めることで長時間楽しめる。
④大き目のクッキーとかをいい感じに詰める
たまに試供品とかでもらうおやつを使ったり。
でも、私は上手に詰めるのが難しくてすぐ出てきちゃうのであまりやりません( *゚A゚)
だいたいこれらを複数組み合わせて全部で3つ留守番の時に渡しています。
②の曲がるおやつを詰めたものは、帰宅時まで残っていることも( ´∀`)
とにかく吠えさせないこと
に重点を置いているので、ゴミ捨てに行く、すぐそこのコンビニに行く、
というちょっとしたお留守番の時にも最低1つは渡しています。
本能に基づいた行動(吠える、噛みつくなど)
は経験すればするほど強化される
という法則により、できるだけ吠えさせないことが肝心だそうです。
これを徹底するようになって1年。
現在はコングさえあれば、留守番中に吠えることはほぼありません。
いや、留守番してるから真相は分からないけど。
30分後でも、1時間後でも、9時間後でも、
帰って来た時に吠え声が聞こえることはなく、苦情もないので吠えていないはず。
1年前は想像できなかった快挙です(*´∀`)
もう少しだけ続けます。