ジジ、繁殖犬から家庭犬への道《皮膚病編③》
ブリーダーより「老犬のため放棄」されたジジ。身体はガリガリ、毛は薄く、全身かゆくてたまらない状態で我が家にやってきました。ひとつひとつ不調を治していかなくてはなりません。
気が狂いそうな程痒がっていた疥癬は、投薬により比較的すぐに退治できました。
その後待っていたのがマラセチア性皮膚炎です。
マラセチア(イメージ)
気が狂ったように、ではないけれど慢性的に皮膚が赤くて痒そう。
病院ではシャンプーを処方されました。
もともと皮膚にいる常在菌であるマラセチアが「何らかの理由」で大量に発生、そのために皮膚のバランスかおかしくなって痒みや炎症を引き起こす病気です。
え、「何らかの理由」って、ジジの場合栄養失調と不潔な環境だよね?99%そうだよね?
そう考えた私は、体質改善のためにハイカロリー高たんぱくのご飯、それに加えてカビ退治のために入れたもの。
それは、、、ニンニク!!
犬にニンニクはだめなのでは?と思ったのですが、大丈夫みたいなのです。
この本にはお世話になっております( ´∀`)
で、ほんの少量のニンニクをご飯にすりおろして入れたその翌日。。。クサイ。ジジガニンニククサイ(゜ロ゜)
息も体臭もウ○コも全部くさい。なんなら部屋もくさい。人間でもなるんだからそりゃそうだって話なのですが、ちょっと驚きました。これは真菌より先に私が退治される、、、というわけで2回くらいでニンニク作戦はギブアップ。
普通のご飯で体力をつけつつ、シャンプーをマメにする作戦(結局王道)に切り替えました。
もうちょっと続きます。